暮らしのQOLを向上させるためには、スマートホーム化は必須の事項で、これからの時代では当たり前になってくると感じています。
この記事は、自称スマートホームに住んでいる筆者が、個人的にスマートホーム化しておいて本当によかったと思っていることをランキング形式で書いていきます。
中には新築時にスマートホーム化することを想定していないと、実現が難しいようなものもありますので、新築の方は特にチェックしてみてください。
もちろん、後からスマート化できるものもあります。
Contents
スマートホームの定義
「スマートホーム」と言っても、人によってとらえ方が変わってきそうなので、ここでは以下のどれかを満たすことと定義します。
- 音声操作ができる
- スケジュール操作ができる(決まった時間に実行)
- スマホ操作ができる
- センサーでの操作ができる
アレクサやグーグルネスト等での音声操作ができれば「スマートだな」と感じますが、実際に使用してみると「センサーで操作」や「スケジュール操作」の方が便利だったりします。
そういったことも加味してランキングを決めます。
朝寝ぼけている時とかは、アレクサに声をかけることすらしんどい時もあります。
自分だけかな。笑
スマートホーム化して良かったことランキングベスト8
ランキングは完全に筆者の独断と偏見なので、参考程度にお願いします。笑
1位 スマートカーテン(ロールスクリーン)
堂々の第一位はスマートカーテン、スマートロールスクリーンです。
新居に引っ越してから数年経ちますが、カーテンに触った記憶がほとんど無い。笑
朝起きる直前くらいの時間にカーテンを開いて、日が落ちる5時くらいにはカーテンを閉めるように設定しているので、カーテンに触る機会がほとんど無いんです。
個人的には、このカーテンの開閉を手動でするのがかなり面倒だった。
特に一人暮らしとかでカーテンが一つしかないならまだしも、新居なら大概2つ以上はカーテンがあって、それらを毎日開閉することになると思います。さらにいうと、各部屋にもカーテンがある。
全部のカーテンの開閉を手動でするとなると結構しんどくないですか?
その面倒な作業を一切しなくても良くなるスマートカーテンは、本当に全ての人におすすめしたいスマートデバイスです。
後付けでもカーテンの自動開閉はできますが、数カ月に一回の充電が必要なためやはりコンセント電源式のスマートカーテンがおすすめです。
そのためには、カーテンの近くにコンセントを設けなければいけないので、新築の方は是非導入してください。
我が家は以下の商品を使用しています。
本当にやって良かったと思っています。
スマートカーテン/ロールスクリーンに関する情報はこちらでも詳細を書いています。
2位 スマートスイッチ(電気自動)
次は、「スマートスイッチ」です。
スマートスイッチが聞きなれない方もいると思うので簡単に説明すると、電気ではなくスイッチの方を遠隔操作できるようにしてやろうといった製品です。
海外では割と進んでいるみたいですが、日本では全く認知されていないです。
本当に便利なのでもっと広まると良いなぁ。。
「電気の自動化」を実現する方法は複数ありますが、個人的に電気を自動で点灯、消灯したい場合は、このスマートスイッチが一番便利だと思っています。
理由としては、以下の記事にも書きましたが、
要約すると以下の2点です。
- 照明器具が何でも対応できる
- 2重スイッチにならない
電気をスマート化することで、「アレクサ、電気消して」とか「アレクサ、おやすみ」とかだけで、電気を消すことができます。
私のようなナマケモノは電気のリモコンですら面倒だと思っていた人間なので、音声で電気を制御できるというのがかなり便利に感じます。
リモコンって決まった場所に置いておかないと、無くなったり色々面倒なことがありますし、さらに嫌だったのがリモコンを使った後に手動スイッチで電気を消すと、次に電気をつけるときに2回スイッチをON⇒OFFしないといけなかったり、結構不都合がある場合が多いです。(これが上記の「2重スイッチ」の弊害です)
リモコンで電気を消した経験がある人なら分かると思います。。
スマートスイッチならそういったことも無いし、手動だろうが、音声だろうが、スマホだろうが何でもいけちゃいます。
難点としては、後付けするのがちょっと難しいところですかね。
新築の方は是非検討してみてほしいですね。
今度、スマートスイッチを自分で施工してみようと思っているので、できたらまた記事にします。
3位 センサーライト
センサーライトは最近の住宅なら、標準で付いているという家も多いのではと思います。
我が家は、トイレ、廊下、ファミリークローゼット、玄関にセンサーライトを使用していますが、ここもセンサーライトにしておけば良かったと思う箇所があります。
パントリーと土間収納の電気です。毎回消し忘れてしまう。
それくらいセンサーライトは便利ですし、何より電気の消し忘れを防ぐことができるので経済的にも優しいので、全ての家庭が導入するべきものと言っても過言ではないと個人的には思っています。
特にトイレの電気の消し忘れをして親に怒られるなんて経験は誰しもあるはず。
センサーライト色んな製品がありますが、個人的おすすめなのはセンサーと電気が一体になったこのタイプがおすすめで、我が家はこれを5~6個施主支給をして付けてもらいました。
詳細はこちらに書いていますので、気になった方は是非。
4位 ルンバ(ゴミの自動吸引も含む)
ルンバの便利さはわざわざ私が語るまでも無いと思いますので、省略します。
ここでお伝えしたいのは、ルンバという製品は「ゴミの自動吸引」ができるようになってから、利便性が大幅に向上したという点です。
正直なところ、ゴミの自動吸引が無いときは、週に2回ほど「ルンバに溜まったゴミを手動でゴミ箱に捨てる」という作業が発生していたため、結構ストレスがありました。
さらに、そのゴミ捨てを怠ると、「ルンバはゴミが一杯のため、掃除が出来ません」というエラーが出てしまい、スケジュールをしていても思い通りに掃除をしてくれないという事態になっていました。
それがゴミの自動吸引という機能が搭載されてからは、そういったストレスが一切無くなりました。作業としては、
「2~3カ月に1度一杯になったゴミ袋を捨てて取り換える」
これだけです。
エラーも無く非常に快適になったので、胸を貼ってこの自動吸引機能を搭載したルンバをおすすめできます。
ルンバの型式にもよりますが、自動吸引は後付けもできますので、併せてチェックしてみてください。
5位 お風呂スイッチ自動
「アレクサ、お風呂入れて」と言うだけでお風呂を入れてくれるので、非常に便利です。
また、外出時にスマホから家に着く20分前にお風呂のお湯張りを開始して、家に到着時にすぐにお風呂に入るなんてこともできます。
我が家はスイッチボットを使用して、お風呂自動化を実現していますが、今はお湯張りからお風呂掃除まで、すべて自動でしてくれるシステムもあります。お財布が許すなら是非、そちらの導入をおすすめします。
というのも、スイッチボットで実現する場合は、あくまでも「お湯はりの開始スイッチ」自動化するだけなので、「お風呂の栓をするボタン」は手動になります。こんな感じの水栓のお宅が多いと思われます。
我が家も「アレクサ、お風呂入れて」と言って、お湯はりを開始したはいいものの、実はお風呂の栓がしていなくて大量のお湯をムダにしてしまったという経験が何度かあります。笑
なので、「お風呂掃除をした人が必ず栓をしておく」というルールを決めることでこの失敗を回避しています。
やはり、お風呂の栓も自動でしてくれて、さらにお風呂掃除までできるというのがベストだと思うので、今から家を建てる方は是非検討してみてはいかがでしょうか。
自動お湯はりだけでも便利なんですけどね。人の欲は恐ろしい。。
スイッチボットの詳細はこちらの記事で書いています。
6位 トイレ自動洗浄、トイレ自動フタ開閉
トイレの自動洗浄と自動フタ開閉機能は新築時のオプションだったのですが、これらもやっぱり導入しておいて良かったと思っています。
特に自動フタ開閉機能は必要か?
と迷っていましたが、実際にこの機能があるとかなり楽なのでおすすめです。
そんなに高いオプションでもなかったはずなので、付けない手は無い。
フタを開閉するときって、微妙に腰をかがまなければいけないので、そういう小さいストレスが無くなるというのはQOLが上がると言えるのでは無いかと思います。
また、フタの開閉を繰り返すことになるので、壊れやすそうと思っていたんですが、3年以上経過した今でも余裕で動いてくれています。
7位 スマートカメラ(監視カメラ)
小さいこどものいる家庭は必須のアイテムだと感じています。
家の中でいくらこどもと一緒にいるといっても、家事をしていて離れなければいけないシーンは結構あります。そういったときに、スマホからこどもの様子をみることができるこのスマートカメラは本当に便利です。
また、外出先からでも見ることが出来るので、監視カメラとしても使うことができます。
我が家では、こども部屋とリビングと玄関に1台ずつ、計3台を使用しています。
監視カメラで録画したデータはNASを使って1週間分保存しています。
これもまた便利なのでおすすめです。
家の外にも監視カメラを取り付けようか迷っていたんですが、どうしてもご近所さんも映っちゃうんで、プライバシーの観点から断念しました。
本当はめちゃくちゃ取り付けたいんですが。。
8位 スマートロック
スマートロックのやり方は複数ありますが、我が家では後付けのSesameを導入しています。
スマートロックを導入することで、スマホでの鍵の施錠/解錠、オートロック、家に近づくだけで自動解錠、音声による施錠/解錠が実現できます。
こう聞くとかなり便利なんですが、実際のところは「家に近づくだけで自動解錠」という一番実現させたい機能(手ぶら解錠)が、微妙なんです。
「家に近づいても全く反応しない」とか「ドアの前に立ってから10秒後にやっと解錠できた」とか、理想とはけっこうかけ離れているように思います。
この手ぶら機能が完璧にできれば、自分のなかではもっと上位に食い込んだんですが。。
おそらく、Sesameだけでなく他のスマートロックデバイスもあまり期待しない方が良いかもしれません。
玄関ドアのスマート化の方法はこちらで詳しく書きましたので、是非。
まとめ
独断と偏見で書いてみましたがいかがでしたでしょうか。
新築を検討している方なら、今からであれば何でもスマート化できると思うので、暮らしのQOLを向上させるために是非導入を検討してみてください。