どうも。こんにちは。
2020年にとりあえず自分的に満足のいくスマートホームを建てたサスといいます。
皆さんは「スマートホーム」と聞いて、どのような家を想像しますか?
人それぞれ理想の家の形があると思いますが、個人的には「面倒だと思うことを自動または自分の声かけで操作することができる家」だと思っています。
例えば、朝起きたら自動でカーテンが開き、外出すると勝手に玄関の鍵を閉めてくれる。
家に帰ると自動で玄関ドアの鍵が開錠され、リビングに入ると自動でテレビやエアコン、電気が点灯し、食べたいご飯を自動で作ってくれる。さらに後片付けも自動でしてくれる。
夜の8時になったら自動でお風呂を入れてくれて、入った後は勝手にお風呂掃除をしておいてくれる。
洗濯は、自動で洗濯、乾燥までしてくれる。
「それくら自分でしろよ!」と言う人もいるかもしれませんが、結構小さなことでも自動でやってくれるというのはすごく便利ですし、一回味わうと元には戻れないほど楽です。
「家事の自動化」・「スマートホーム化」というのは近い未来のスタンダードになるはずです。
じゃぁ2024年現在は一体どこまで「スマートホーム化」できるのか?
というのを調査してみたいと思います。(現実的な範囲で)
今から家を建てる人や既存の家やアパートを「スマートホーム化」したいと思っている方にとって有効な情報になれば幸いです。
スマートホーム化できる項目
「スマートホーム化」と言っても、本当に実用的であるものもあれば、実際のところはそんなに使えないものもあったり様々な現状がある。
そのため、「コスト」、「設置の簡単さ」、「実用性」、「おすすめ度」で評価していく。
有名で当たり前に知られているものからまだあまり浸透していないものまでとりあえず私が知っている全ての項目を挙げます。
この中で筆者が現在実現できているものに関しては、詳細記事を随時更新していく予定です。
自動でカーテンの開閉
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
カーテンを自動にすると本当に生活が変わります。朝は自動でカーテンが開くので、朝の光で目が覚めて、夜は暗くなる時間帯に自動でカーテンが閉まります。
もちろん、音声での開閉もできます。
家族と「ちょっとカーテン閉めて」、「いや、自分で閉めてよ」みたいな小競り合いも無くなります。笑
値段は既存のカーテンに取り付けるタイプなら、約8000円からあります。こんなタイプ。
我が家のリビングで使用している電動カーテンは、電源コンセントに繋ぐタイプなので充電も不要でスマホ連動も音声操作も、タイマー操作もできます。
設置の難易度は多少上がりますが、個人的には一番おすすめです。電源さえ確保できればDIYで後付けもできます。
詳細はこちらに書きました。
玄関ドアの鍵を自動施錠・開錠(スマートロック)
コスト | |
設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
玄関のドアの鍵をスマホで操作したり、スマホのGPSで家に着いたら自動で解錠することができたり、非常に便利です。
後付けでおすすめな商品は「Sesame」か「Qurio」です。
我が家は「Sesame」を採用していますが、いちいち鍵を取り出す必要が無く、家に着いたら自動で鍵が開くで、非常に便利です。
コストは10000円〜20000円ほどで、既存の鍵にカポっと取り付けるだけなので、導入のハードルは低いです。
玄関ドアのスマート化に関しては以下の記事でも詳しく書いています。
今は顔認証もできるそうですね。すごい時代だ。
他のメーカの商品も探してみると、LIXILでは玄関の鍵を自動で施錠/解錠する+ドアまで自動で開けるシステムもあるみたいですね。
玄関ドアホン(インターホン)のスマホ連動
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
訪問者がインターホンを押すと、スマホやタブレット端末等に通知が来て、そのままスマホで対応できるというものです。それがあれば、家の中のどの部屋にいても外出中でも応対できるというもの。
スマホ連動できる商品は海外製品を含めると結構選択肢が多いです。
国内メーカーならPanasonicかアイホン製の2択になるでしょう。
ドアホンは海外製品の方が進んでいる印象です。
こちらはAmazon製。
Googleもスマートドアホンをリリースしています。
TP-Link製も良いと思います。
このように素晴らしいドアホンが各メーカーから出ているんですが、おすすめ度を3.5にしたのは実際に使っている人のレビューを見てみると、訪問者がピンポンを押してからスマホに通知が来るまでに、結構なタイムラグがある場合があるそうです。
最新のスマートドアホンでもまだまだタイムラグが発生しちゃうみたいですね。
あと、個人的にはドアホンを取り付けるならバッテリータイプではなく、電源接続タイプじゃないと使ってられないと考えています。いちいち数カ月に1回充電しなきゃいけないって結構ストレスじゃないですか?
良さそうな海外製品はほとんどバッテリータイプです。
電源接続もできるらしいですが、その場合は専門家に依頼するのがベストです。
ちなみに筆者はまだ玄関ドアのスマホ連動はしていません。現状はもう少し様子見かなぁと思っています。Googleの次のバージョンがねらい目かなぁ。。
5Gが発達すれば、外出時のタイムラグもかなり少なくなる可能性があると思うので、その辺にも期待です。
留守なら留守で別にそこまで問題は無いことの方が多い気がします。
自動で電気を点灯・消灯
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
人感センサーで電気を点灯させたり、音声操作、スマホ操作で電気を点灯/消灯もできます。
電気のスマート化は便利すぎてヤバいです。いつでもどこでも電気を付けたり消したりできる環境は一度味わうと元には戻れません。
コストは電球の数や、実現方法によって大きく変わってきます。
スマートホーム化を目指すなら、電気は自動化しておきたいところですよね。
詳細はこちらの記事に書きました。
お風呂を自動で沸かす
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
「自動お湯張り」はもはや家のスタンダードだと思いますが、ここで言う自動とは「自動お湯張りの開始」のことを指します。
「アレクサ、お風呂沸かして」
でお風呂が沸かすことができたり、外出先からスマホでお風呂を沸かすこともできたら便利じゃないですか?
実現方法は色々あると思いますが、我が家は「SwitchBot」という装置を使って、「湯沸しボタン」を自動で押すことで実現しています。
SwitchBotに関してはこちらに詳細を書いています。
各社の湯沸し器の操作パネルがWi-fiに対応していれば、SwitchBotも必要ないです。
TOTOでもLIXILでもそういう製品はあるみたいなので、これから新築をお考えの方は候補に入れてみると良いかと思います。操作パネルはノーリツ製がスマホ操作に対応しているみたいです。
お風呂を自動で掃除する
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
お風呂を自動で掃除してくれたら良いんだけどなぁと思っていましたが、これは家を建てた後からではどうしようもありません。リフォームはかなりお金がかかります。
なので、新築時にそういう機能を持ったお風呂を選ぶしかないです。
ちなみにこういった製品です。これは音声操作もできるそうなのでめちゃくた良いですね。値段は高そうですが。
私が新築した2020年にはまだこのような製品はあまり無かったので、今から建てる人は羨ましい。これからもっと各メーカーが力を入れてくれそうな分野で、もっと一般的になりそうですね。
部屋の床を自動で掃除(お掃除ロボット)
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
これは説明不要だと思います。ルンバ等のお掃除ロボットがあれば実現できます。
実用性を4にしたのは、やっぱりルンバが完璧では無いからです。
普通に掃除できていない箇所はたくさんあります。
現在のレベルはあくまでもお掃除補助くらいに思っておかないと、がっかりすることになります。
それでも、かなり助かりますが。
水拭きができるお掃除ロボットもあるので、そちらもあれば便利そうですね。
トイレを自動で掃除
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
これは、各メーカーのトイレのオプション機能です。
なので、こちらも家を建てたあとに自分で取り付けるのは難しいです。
トイレ掃除はお風呂掃除ほどは頻繁にやらない印象ですが、でもやっぱり自動で洗ってくれたら楽ですよね。
有名どころはPanasonicの「アラウーノ」ですね。ちゃんと泡で洗浄してくれるので、綺麗な状態を保てます。
トイレの水自動流し/フタ自動開閉
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
トイレに入ったら自動で蓋が開く → 用を足したら自動で水が流れる → トイレを出ると自動で蓋が閉まる
毎日の生活の中で、この一連の流れはめちゃくちゃ助かります。
我が家も新築時のオプションで付けましたが、かなり便利だと感じています。たまにお店とかでトイレを流すのを忘れてしまうことがあるので、そこは注意です。笑
コストはそれぞれ1〜2万円ほどだったのでコスパは高いと思います。ただ、トイレのオプション機能なので後付けは難しいです。
トイレ関係のスマート機能は新築時にまとめて検討してみるといいかと思います。
自動で料理(調理)
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
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これは、SHARPの「ヘルシオ ホットクック」のような製品を指します。
自動とは言っても、下ごしらえやら何やらは自分でしなければいけないので、個人的にはあまり自動とは言えない気はしています。
圧力鍋とそんなに変わらない気がしちゃいます。
監視カメラスマホ連動
コスト | |
設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
これからの時代、監視カメラは一般住宅でも標準になってくると感じています。
監視カメラの映像を、外出先からでもスマホで確認できます。
もちろん後付けも出来ます。
家の中なら電源は何とでもなりそうですが、屋外のカメラは電源を取るのが結構難しいので、新築時にそれを見越して設計しなければいけません。
スマホはもちろんですが、画面付きのスマートスピーカーに対応している商品がベストだと思います。
我が家もDIYで監視カメラを取り付けました。
テレビの音声操作
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
テレビにAndroidが内蔵されていればスマートスピーカーのみで実現できますし、そうでない場合はスマートリモコンを使用して実現します。
スマートリモコンに関する詳細は以下に書きましたので併せて確認してみてください。
エアコンの音声操作
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
エアコン操作もスマートスリモコン+スマートスピーカーを使用して実現します。
最近はスマートリモコンは不要で、スマートスピーカのみで直接エアコンを制御できる製品も多くなってきました。
エアコンを音声でON/OFFできたり、決まった時間にON/OFFできる生活はかなり便利です。
スマートリモコンに関する詳細は以下に書きましたので併せて確認してみてください。
自動でガレージシャッターの開閉
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
車のガレージのシャッターがあるお宅はシャッターの開閉をスマホでできたら最高ですよね。
- 電動シャッターをスマホにも連動する
- 手動シャッターを電動化+スマホ連動
いずれも対応できます。スマホに対応して、GPSトリガーで「家に近づいたら自動でシャッターを開く」とかもいいかもしれないですね。
既存の電動シャッターをスマホ対応にするやつはこのような商品。
手動シャッターを電動化するのは、下記の商品です。DIYに自信が無い方は「クレイドルシステムズ」という会社が工事を請け負ってくれているみたいですよ。東京だけかもですが。
自動で換気扇(レンジフード)の掃除
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
換気扇の掃除ってすごく面倒なので、あったらいいですよね。この機能があれば一生掃除をしなくていい訳では無いそうですが。
まぁ少しでも手間が省けるなら、ぜひとも導入したい機能ではあります。
我が家はコストの兼ね合いで断念しました。
水栓自動化(タッチレス水栓)
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実用性 | |
おすすめ度 |
洗面所の水栓や、キッチンの水栓をタッチレス(手をかざすと水が出る)になります。
我が家は洗面台は既製品のPanasonicの洗面台なんですが、この商品は元々タッチレス水栓ですのでおすすめです。
キッチンも通常の水栓だったのがどうしても気に入らずタッチレス水栓に変えました。
もちろん業者の方に工事をお願いしましたが、商品は自分で手配しました。楽天で普通に売っていますし、工賃もセットのものもあるのでおすすめです。
自動で窓の掃除
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設置の簡単さ | |
実用性 | |
おすすめ度 |
ルンバの窓バージョン見たいな感じです。これはまだ全然メジャーなアイテムでは無いですね。
そもそも窓掃除ってそこまでしないし、ウチのように小さい窓がたくさんある場合はあまり使う場面が無いように思える。
中庭が全面窓とか、窓が大きくて掃除が大変なお家にはかなり便利かもしれないですね。
その他の便利な自動・電動化アイテム
その他にも「自動化」・「スマートホーム化」というにはおこがましいが、自動にすると便利なモノを挙げていきます。
ここまで来るとただの趣味のレベルかもしれないですね。笑
オートディスペンサー
コロナ禍での需要も高まって、けっこう普及しているように思います。我が家でも採用しており、電池交換式のこの商品を使っています。
別に手動でも問題は無いんだけど、これに慣れるともう元には戻れないです。
ゴミ箱のフタの自動開閉
生ごみとか、においを放つモノを入れる用のゴミ箱って蓋は必須だと思うんですが、大概その蓋は足とか手を使って開けなければいけません。
それって地味に面倒なんですよね。
蓋が自動で開閉してくれたら最高なのに。と思って探して見つけたのが、この商品です。
結構安いものもあります。
電動ミル
おいおい、こんなものまで電動にする必要があるのか?笑
と思ったが、「電動」とか「自動」という文字を見ると買ってみないと気が済まない質なので購入しました。
使ってみると、案外便利です。
スマートホーム化の課題
現状の私が思うスマートホーム化の課題としては、スマホアプリが各メーカごとに別であることです。
スマホ連動は本当に便利な一方で、それに関するアプリがメーカごとに何個も増えていき、どれがどれかわからなくなってしまうという問題があります。
このように。
これをどうにか一括で管理できないかと思う今日この頃。
全部アレクサやグーグルホームにまとめることができれば素晴らしいんですが。。
今後に期待です。
まとめ
結構たくさんの項目を挙げて見ましたが、いかがでしたでしょうか。
新築でない方でも対応できることは結構あったと思います。
でも、スマートホーム化を目指すならやっぱり新築する時にちゃんと考えて家を設計した方が「見た目」も「機能」も満足に実現できる可能性が高いです。
ぜひ、十分なご検討を。
以上、この記事がスマートホーム化を目指す方の何らかの「気付き」になれば幸いです。
このブログでは、「スマートホーム」に関する情報を今後も発信していく予定でいますので、興味のある方はまたチェックしてみてください!