みなさんはベッド周りの照明はどのようなものを採用していますか?
私はベッド周りの照明は、後から適当に購入すればいいかと考えていたので、しばらく放置していました。
新築時はブラケットライトとかバーライトとかおしゃれなものも考えはしたんですけどね。。そこに掛けれるほどお金の余裕が無かった。。笑
とりあえずこういうタイプの照明を購入して、寝る前の読書タイムを楽しんでいたんですが、
しばらくして気付きました。
このタイプの照明はせっかく眠かったのに眩しくて目が冴えてしまう場合があると。
こういう照明はどうしても、寝転がって本を読む際に「顔に直接向ける」ことになってしまうので、あまり寝る前に使う照明に適しているとは言えないのです。
ということで、自分の部屋に合う間接照明を探していたのですが、一向にこれだ!というものが見つからなかったので自分で作ってみたところ、こんな感じに仕上がりました。
まぁまぁ良い感じじゃないでしょうか。
このような照明を作ってみたい方はぜひ本記事を参考にしてみてください。
Contents
寝るときのライトは間接照明が良い理由
そもそも、「間接照明」っどんなものかご存知でしょうか。
私は言葉はもちろん知っていたけど、「何となくおしゃれな黄色い電気」という漠然なイメージを持っていました。
答えは読んで字のごとく、「間接的な照明」のこと。
もっと分かりやすく言うと、「光が直接目に入らない照明」のことなんです。
照明の色とかは関係なく、眩しくなく目に優しい光のことを指すんですね。
人が寝るときは眩しくないやわらかい光が適しているということは明らかになので、そういった意味でベッド周りのライトは間接照明が適していると言えます。
寝室間接照明の作り方の概要
簡単に簡潔に簡素に設計図的なものを書きました。
概要としては、木材①を壁にネジで打ち込み固定して、木材①に木ダボを使って木材②を取り付けるというイメージです。
デザイン的に見える部分にはできるだけネジを使いたくないので、木ダボで固定するのがいいかと思いました。
木材は軽いので、「木ダボ+ボンド」で十分に固定されます。
そして、木材②で見えなくなる木材①の上部にテープLEDライトを貼り付けます。
このLEDは木材①の下の部分まで貼り付けてもおしゃれな感じになるので、お好きな方をしてみてください。
本記事では上だけに貼り付けます。
本当はステンレスとか、アイアン素材でやった方がスタイリッシュになるのでデザイン的に良いとは思うんですが、それらの細長い材料が中々探しても取り扱っているお店が見つからず、また、コストの面を考慮して、木材でやってみることにしました。
木材でも、アイアン風なペイントをすれば結構良い感じに仕上がります。
図には木材の「高さ」と「厚み」が書いてありますが、あくまでも一例です。厚みは1〜2センチがいいと思いますが、高さと横の長さはデザインの話なので、お部屋に合わせて決めてください。
施工に適した部屋の条件
この記事で説明する寝室ライトは、以下の条件を満たす必要があります。
- 取り付けるライトを左右どちらかの壁にくっつけることができる
- 壁側にコンセントがある
壁にくっついていないといけない理由は、「配線がみえてしまうから」です。
せっかくおしゃれな感じに出来ても、配線が丸見えになると全てが台無しになってしまいます。
ライトを後付けでDIYする場合は、どうしてもこの配線を隠すのに苦労してしまいます。
壁に穴を開けて、電源を引っ張ってこれる場合は別ですが、そんなことができる人はあまりいないだろうということで、上記の2点は必須かと思います。
寝室の間接照明DIYに必要なもの
寝室ライトDIYに必要な材料
材料は以下の通りです。
- 長い木材×2本(ご自分のお部屋に合わせてください)
- テープLEDライト
- 木ダボ
- スマートプラグ(スマート化する場合)
スマートプラグが分からない方はこちらの記事に詳細を書いていますので、チェックしてみてください。
DIYに必要な工具
必要な工具は以下の通りです。
- ドリル
- ドリルガイド
- マーキングポンチ
- ドライバー
- のこぎり
- 水平器
- 下地チェッカー
- サンド(紙やすり)
「ドリルガイド」はドリルでまっすぐ穴を開けるために必要です。相当な自信がある人以外は使用した方が無難かと思われます。
ドリルガイドはAmazonは意外と高かったので、お近くのホームセンターの方が安いと思われます。
「マーキングポンチ」は木ダボで木材同士を取り付ける際に必須なアイテムです。使い方は後で説明しています。
寝室間接照明の実際の作り方
実際にやったことをを順を追って説明します。
木材を自分で決めた長さに切る
ホームセンターで木材を買ってきて、ノコギリで自分で決めた長さに切ります。
切った部分、触っても痛く無くなるくらいに適当にサンドでやすりましょう。
2つを重ねるとこんな感じ。窪んでいるところにLEDを貼り付けるイメージです。
下にもLEDをつける場合は下部分にも窪みができるくらいのサイズを選択しましょう。
木材②を大きくするか、木材①を小さくするか。
木材をペイントする
木材を取り付ける前にペイントしておきます。
私はアイアンチックな見た目にしたかったので、こちらの塗料を選びましたが、お好みで決めてください。
こちらはこの商品です。
これなんかも人気でおすすめの塗料です。
塗っていきます。
塗り終わりました。ムラ無く塗りたかったので、2度塗りしました。
木材①は隠れる部分は塗りませんでした。
貧乏性なもので。。笑
木材①に印をつけ、穴を開ける
壁に固定するためのネジ穴部分に印を付けましょう。
実際に取り付ける壁に木材①を当てて、下地がある場所に印をつけます。
必ず下地チェッカーで下地がある位置を探してください。下地が無いと固定しにくいです。
印を付けた箇所にドリルガイドを使って、穴を開けます。
穴を開ける理由は、ネジを取り付けた際にねじ頭が木材②と接着する際に邪魔になるためです。
木材①と木材②を木ダボで仮に取り付ける
ねじで壁に取り付ける前に、あらかじめ木材①と②を木ダボで仮にとり付けてみます。
木ダボで木材を取り付けるには、「マーキングポンチ」を使用します。
マーキングポンチを取り付けるために、ドリルで穴を開けるんですが、上記で印を付けた部分を避けてやる必要があります。
ドリルガイドを使って、適当な深さにドリルで穴を開けます。貫通しないように気をつけましょう。貫通しても木ダボの長さによっては問題ないですが。
穴を開けたら、マーキングポンチを取り付けて、
その上に木材②を重ねてグッと押します。この位置は実際に取り付けた時の位置になるので、慎重にいきましょう。
このように跡がつけば、準備完了です。
その「跡」にドリルガイドで穴を開けてやります。
全部穴を開けたら、
木ダボを入れて取り付けてみます。
ちゃんとピッタリと合いました。
木材①を壁にネジとめする
木ねじで壁に取り付けます。
このとき、上下の向きを気をつけましょう。
ねじは何でも良いですが、ちゃんと下地まで届くくらいの長さのものにしましょう。
まずはねじ一個を取り付けて、
水平器で調整しながら、もう一箇所を止めます。
残りも全部ねじ止めしました。今は木材①だけが壁に付いている状態です。
木材②を木材①に取り付ける
あとは、木材②をボンドを使って取り付けます。
ボンドをしっかりと付けた上で、
木材②を被せます。
グッと全体的に押しつけて、形は完成です。
LEDテープライトを取り付ける
後はLEDテープライトを取り付けるだけです。
LEDはスイッチがあるタイプがいいと思うので、個人的にはこれをおすすめします。調光もできるので、寝る時のライトに最適です。
また、後のスマートプラグを接続する場合は物理スイッチがあるタイプにしましょう。
例えば、タッチセンサー式のスイッチにしてしまうとスマートプラグでの電気ONができなくなっちゃいます。
上記のLEDであれば、物理スイッチなので大丈夫です。
こんな感じで貼っていくだけです。写真では木材②を取り付ける前に貼っていますが、取り付けた後でも全く問題ないです。
スイッチを付けてみます。
完璧すぎる。
スマートプラグを接続する
せっかくなら、アレクサに
「ベッドライトつけて」
で電気をつけることができた方が便利だと思いますが、これはお好みでどうぞ。
私の部屋はカーテンで電源類は隠しているのですが、スマートプラグを介してLEDをつけることで、アレクサに対応させています。
スマートプラグの詳細はこちらを参照してみてください。
まとめ
寝室ライトのDIYをした結果、読書タイムをストレス無く過ごせるようになりました。
このライトの良いところをまとめると、
- 幅広く照らしてくれて読書中に寝返りしても全く明るさは問題無い
- 近くで見るとやはり本物のアイアンには劣るが、パッと見はかなりスタイリッシュに見える
- 調光もできるので、全く眩しく無く目に優しい
是非、試してみてください。
以上です。