どうも。
我が家は「スマート電動カーテン」によって、朝は自動でカーテンが開き、夕方になるとまた自動で閉まるという、快適な生活をしているのですが、そんなカーテンでも一つだけ問題がありました。
それは、「カーテンのレール(骨組み)が丸見え問題」です。
カーテンレールを天井付けにしているのですが、そのレールがむき出しになるため、どうしても近くで見ると目立ってしまうんです。
これがどうも外観を汚している気がする。
このレールをどうしても見えなくしたいということで、「カーテンボックス的なもの」をDIYで取り付けてみようと思います。
取り付け後こんな感じになりました。
もし同じお悩みをお持ちの方は、DIYでやってみるのもいいかもしれません。
他にも新築時の後悔はたくさんあります。
Contents
カーテンボックスの種類
カーテンボックスには、複数の種類があります。
目的は、「カーテンレールを見えなくする」なので、やり方はいろいろあります。
天井埋め込み型
一番スッキリした印象になるのは、天井埋め込みだと思います。
天井に凹みを設けて、そこにカーテンレールを取り付けるやり方ですね。
こればかりは、DIYでやるのはかなりハードルが高く、新築時にお願いするしかないかと。
これのためにリフォームするのもなぁという感じなので。笑
なぜ新築時にこのやり方を知らなかったんだとすごく後悔しています。
囲い型
既存のカーテンレールを囲むことによって、見えなくするやり方です。
DIYで後付けするなら、こちらの方法になることが多いと思います。
カーテンレールが「天井付け」か「壁付け」かでやり方は変わってきます。
我が家は、カーテンレールを天井付けにしたので、カーテンレールの前に木材を天井付けすることでブラインドしようと思います。
下がり天井風に出来たらいいなぁと思います。
カーテンボックスのメリット
カーテンボックスには、以下のメリットがあると考えます。
スタイリッシュな印象になる
一番のメリットは、洗練されたデザインにできることだと思います。
カーテンレールを見えなくするだけで、スッキリとした印象になります。
また、部屋の壁紙の色と合わせたりすると、統一感が生まれて一段と上質な空間になります。
遮光性が向上する
カーテンレールは特に壁付けの場合、カーテンの上部とレールの隙間から光が漏れて見える場合があります。そういった光漏れを防ぐことが出来る点もカーテンレールのメリットといえます。
不要な光を遮断することは、断熱性の観点からも良いと思います。
間接照明をつけやすい
カーテンボックスの中は普段見えないので、そこにテープLED等で光をつけてやれば、良い感じの間接照明になります。
間接照明はおしゃれな部屋に良く使われる手法なので、カーテンボックスと合わせて検討するのも良いかもしれません。
カーテンボックスの既製品
カーテンボックスは既製品として、色々な商品が出ています。
ただし、個人的にはあまりおすすめできないです。
というのも、どうしても色が普遍的なものになるので、壁紙の色と合わずにインテリアデザイン的に浮いてしまう可能性が高いと思うからです。
しかも結構お値段も高い。
なので、既製品を購入するならオーダーメイドでご自分の部屋に合わせたデザインのものを取り付けた方が良いです。
カーテンボックスをDIYのやり方概要
概要としては非常に単純で、カーテンレールが隠れそうな長さの木材を用意して、それに壁と同じクロスを貼る。
それができたら、天井に取り付ける。
単純なのですが、「天井に取り付ける」が難関かもしれません。
カーテンボックスDIYで使用したもの
材料はたったこれだけです。
- 木材 厚み約2cm × 1.5m(カーテンのサイズに合わせる)
- クロス(壁紙)
家の壁紙と同じものがあるかどうかが肝ですね。
ハウスメーカーに問い合わせると品番を教えてくれると思うので、それを購入するといいと思います。もし無い場合はホームセンターで似たようなものを選ぶしかないと思われます。
我が家では、新築時にお願いして予備の壁紙を貰うことができたので、助かりました。
使用した工具は以下の通り。
- ボンド
- カッター
- スポンジ(ボンドをならす用)
- ドライバー
ボンドは壁紙用のものがありますが、普通の木工用でも問題なかったです。
カーテンボックスを実際に取り付けてみた
実際に我が家でもカーテンボックスを付けてみました。
クロスを木材に取り付ける
用意したクロスを木材に貼り付けます。ボンドはスポンジのようなものでならした方がいいです。これをしないと、仕上がりが凸凹になってしまう可能性があります。
ネジ止めする面はそのままでいいと思います。
木材を天井にねじ止めする
天井へのネジ止めは、天井裏から木材にネジ止めしました。なので、2人以上で作業する必要があります。
ネジ止めする位置に印をつけて、
それに合わせて、ネジを入れる位置に穴を開けます。これをしないと、ネジを入れた際にヒビが入る可能性があるので必須だと思われます。
一人に木材を持ってもらって、もう一人は天井からネジ止めする。これが難しかったですが、なんとか出来ました。
やり方は他にもいろいろあると思います。
隙間にコーキングする
近くで見ると、天井や壁の間に微妙な隙間があるので、これを埋めます。
コーキング剤はなんでもいいと思いますが、私は定番のやつを使いました。
マスキングテープをこんな感じで貼って、その上からコーキング剤を塗ります。コーキング剤はコーキングガンを使ったほうが綺麗になるとは思いますが、なかったので、私は指でやりました。
塗り終わったら、マスキングテープを剥がして完了です。
いい感じになりました。
ついでに間接照明も付けてみた
テープライトを使って、間接照明も付けてみました。
ついでにスマート化したいのでスマートプラグを一緒に使いました。
後から気づきましたが、SwitchBotのテープライトであれば、スマートプラグも不要でスマート化できるのでおすすめです。
テープLEDを付けるとはいっても、近くにコンセントが無いので、天井裏にコンセントをつけることにしました。
天井に穴を開け、テープLEDを天井裏から通す
こんな感じでテープLEDを通して、カーテンボックスの裏側にLEDを貼り付けます。
天井裏でテープLEDをコンセントに接続する
天井裏にスマートプラグを介して、テープLEDのコンセントを接続します。
天井裏は見えないところなので、適当に置いてますが、ちゃんとしたい方は梁にネジ止めしてください。
穴は虫の通り道になると嫌なので、一応隙間パテで埋めておきました。
全体の完成系がこちら。ちゃんとカーテンレールが隠れて、間接照明でさらにいい感じに仕上がったと思います。
おわりに
思った以上に良い仕上がりになって大満足でした。
私は、新築時はカーテンボックスの存在を知らなかったので、今回後付けしましたが、知っていたら絶対に付けてもらっていました。
もし、新築をお考えの方がいましたら、カーテンボックスを是非取り付けてみてください。
また、新築でない方もこんな方法で後付けもできるんだよということをこの記事で示せたと思うので、是非チャレンジしてみてください。
以上です。