壁掛けアレクサ「Echo Show 15」を隠ぺい配線してみた

壁かけアレクサや壁掛けテレビが当たり前になりつつある昨今ですが、みなさんは思い通りの壁掛けライフ(?)を実現できていますでしょうか。

我が家にはアレクサ「Echo show 15」が壁に掛かっていて、機能としては満足していたんですが、どうしても気になる問題がありました。

 

それは「壁掛けアレクサの配線丸見え問題」です。

我が家の壁掛けアレクサはこんな感じで、洗面化粧台の中のコンセントから電源を取っていて、なんとか配線を見えにくくしているつもりではあるんですが、

 

やはり、コードがどうしても目立ちます。

 

恐らく、「壁掛け」をしている人の95%は直面する問題ではないでしょうか。(スマートホームイズム調べ)

去年、電気工事士の資格を取った私が、やっとの思いでこの問題を解決できましたので、そのやり方を共有したいと思います。

 

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隠ぺい配線のやり方

まず、「隠ぺい配線」と一口に言っても、以下の①~③のやり方が存在するので、まとめてみます。

今回、私は③のやり方で隠ぺいしました。

隠蔽配線のやり方
  1. 配線隠しを使用する
  2. 壁に穴を開けて、奥のスペース(棚等)で電源をとる
  3. 壁に穴を開けて、天井で電源をとる

 

詳細を書いていきます。

 

配線隠しを使用する

まず、誰でもできて即効性の高い処置がこの方法。

配線コードレールを使用すれば、幾分かは目立たなくなります。

 

完璧にスッキリとはいきませんが、何もしないよりは全然印象が違います。

このように巾木や天井、壁に寄せて設置するとより目立たなくなります。

 

壁に穴を開けて奥のスペース(部屋)で電源を取る

壁に穴を開けて、その穴を通してコンセントを接続するやり方です。

これは家の形状との相談になりますが、我が家は壁掛けテレビにこのやり方を採用しています。

 

新築の方は是非取り入れてみてください。

 

壁に穴を開けて天井裏で電源を取る

一番ハードルが高いけど、確実にスッキリ配線になるやり方がこちら。

石膏ボードを採用しているお宅であれば、壁の裏は大概天井裏に繋がっています。

天井裏までコードを延ばして、天井裏でコンセントを付けるというやり方があるんです。

ただし、天井裏に登って作業をするには電気工事士の資格が必要ですのでご注意下さい。

 

実際に壁掛けアレクサの隠ぺい配線をしてみた

難易度は少々高いかもしれませんが、やっていることは単純です。

トイレデザインの後悔
  1. 電源コードが通るサイズの穴を開ける
  2. アレクサの電源コードを天井裏から引っ張る
  3. 天井裏にコンセントを増設し、電源を挿す
  4. アレクサに電源を接続する

 

実際にやったことを詳しく書いていきます。

 

電源コードが通るサイズの穴を開ける

アレクサを一旦外して、電源ケーブルが通る程度の穴を開けます。

このままでも全然問題はないんですが、石膏ボードはすぐにボロボロになりがちなので、「配線孔キャップ」というものを取り付けました。

 

これで見た目的にもスッキリしますし、石膏ボードのくずがポロポロ落ちるのを防ぐことができます。(アレクサを取り付けると見えなくなりますが。)

 

アレクサの電源コードを天井裏から引っ張る

ここが最難関ポイントです。

アレクサの電源コードを天井裏から壁の穴に通してやる必要があります。

私はこのような配線通しを使ってなんとか通すことができました。

 

 

この配線通しの先端を天井裏まで通して、電源コードを配線通しにテープ等で頑丈に固定した上で、下から配線通しを引っ張ってやると、上手く通すことができます。

 

サス

この時、孔子キャップは邪魔になったので、一旦取り外しました。

 

天井裏にコンセントを増設し、電源を挿す

配線通しさえ終われば、あとは天井裏にコンセントを増設して、そこにアレクサの電源を接続するだけ。

コンセントの増設は、資格をお持ちの方なら説明不要だと思います。

天井で見えない場所なので、特に見た目は気にする必要がないと個人的には思っているので、コロンと放置していますが、気になる方は梁にネジ止めするなりしてください。

 

 

アレクサに電源を接続して完成

電源をコンセントに接続できれば、あとはアレクサに接続するだけ。

配線をアレクサの裏で上手く隠しながら、

 

壁掛けすれば、完成!!

 

サス

めちゃくちゃスッキリしましたね。

 

おすすめの配線孔キャップ

配線孔キャップはいろんな種類があってどれが良いのか結構悩みましたので、ご紹介したいと思います。

個人的には上でもご紹介した通り、スガツネ製のキャップがいいと思いました。

大きい径のものが多い中、小さめの径のものも多いし、カラー展開もあるので、壁に合わせて使用することができます。

 

穴を最小限に抑えたい場合はこちらのシリコン製のものも良いと思いました。

 

 

おわりに

隠ぺい配線は壁掛けアレクサだけでなく、監視カメラを設置する際やライトを取り付ける際にも有効な手法です。

何より、部屋の印象がコードが見えるのと見えないのでは、「スタイリッシュ度」に雲泥の差があると感じています。

穴を自由に開けられる一戸建て住宅で、壁掛けアレクサを使用している方に是非おすすめです。

以上、誰かの参考になれば幸いです。

 

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