どうも。スマートホーム創りに励んでおりますサスと申します。
我が家はお風呂場で防水タブレット「MediaPad M3 lite 10 wp」を使用して動画やテレビを楽しんでいるのですが、「防水」とは言え丁寧に扱わないと故障の原因になったりします。
かくいう私も、本当に最新の注意を払って使用していたつもりだったのですが、先日タブレットが充電できないという現象が発生してしまいました。
いつものように充電ポートにケーブルを挿し込んでも、全く反応しない。
実はこの現象が発生したのは2回目でして、一回目はファーウェイのサポートに問い合わせて、保証期間だったのもあり無償で修理してもらうことができたのですが、今回は確実に保証期間を過ぎてしまっているので、有償での修理になってしまいます。
有償修理だと恐らく数万円はかかってしまうので、それだったら新しいタブレットを買った方が良いんじゃないかとか色々考えた結果、ダメもとで自分で修理してみようと思い実践してみました。
我が家と同じ機種「MediaPad M3 lite 10 wp」を使用していて、同様の現象でお悩みの方がいるかもしれないと思い、情報共有をしようと思った次第です。
それでは、いきましょう。
※ 修理は完全自己責任でお願いいたします。
充電ができない原因は?
残っている数パーセントの充電で起動してみるとちゃんと起動はするので、どうやら充電ポートの基盤が何らかの故障をしているっぽいと判断しました。
というか、1回目の故障も充電ポート基盤の故障が原因でしたし、充電ポート基盤さえ取り替えれば問題は解決するだろうという確信がありました。
なので、ウチと同じように以下のような現象の方はこの記事の方法で修理できる可能性があります。
- 充電ポートにケーブルを挿し込んでも全く反応しないけど、起動はする
- 充電ポートにケーブルを挿し込むと、充電されたりされなかったりする(充電の角度を変えると反応したりする)
「電源ボタンを長押ししても全く起動すらしない」などのような現象は、他の原因がある可能性が高いので別の方法をお勧めします。
充電ポートの基盤はどこで手に入れる?
さて、原因の当たりはつけたけど肝心の「基盤」はどこで購入すれば良いのか。
めちゃくちゃ探しました。
ファーウェイのサポートで、
と直談判もしてみましたが、
と断られてしまいました。
それならそもそも故障しないように作ってくれよ。こっちは2回目なんだよ!
とか色々言いたいことはあったが、そこは渋々了承した。
そこでネットの隅々まで探してみた結果、、、
ありました。
やっと見つけました。見つけた時は天にも昇る心地でした。笑
以下、販売ページです。
https://i-kingmobile.com/?pid=152368179
「アイ・キングモバイル」と言うサイトでアイフォンとかスマホ・タブレット関連の基盤とか部品を取り扱っているサイトで、中国のサイトなので個人輸入となります。
最初見た時は結構怪しいなと思いましたが、悪い評判もそんなに見ないので、ちゃんとしたサイトだと思われます。
何よりちゃんと商品が届きましたので、そこはご心配無く。笑
基盤の値段は1650円(税抜)で、送料が+1300円しました。
なので、合計が約3000円ほどで基盤が手に入ります。
基盤が届きました
注文してから約1週間。
基盤が届きました。こんな感じで届きます。怪しい。笑
こちらが充電ポートの基盤です。
とりあえず、無事に商品が届いたのでよかったです。笑
何となく、ちゃんと使えそうだなと言う印象を受けました。
基盤を交換する
基盤を交換するわけですが、基盤を交換するためには画面のパネルを開く必要があります。
慣れている方ならそんなに難しくはないかもしれませんが、初めての方は結構コツが必要です。
このような、iPhoneのバッテリー交換用の治具や吸盤等があればやりやすいです。
僕は一度iPhoneのバッテリーを交換したことがあったからか、意外とすんなり開けることができました。
まずは、吸盤をディスプレイに付けながら
ギターのピックのようなもの(薄いへらみたいなものであれば何でも良い)で隙間をこじ開ける。あまり力を入れすぎるとパネルが曲がったりしそうなので注意です。
ピックをスライドさせながら粘着を剥がしていく。
ある程度隙間ができたら、何か適当なものを挟んで残りの粘着もゆっくり剥がしていきます。
パネルが剥がれました。基盤はかなりデリケートなので、水気や静電気に気をつけます。
充電ポートの基盤を取り出します。金具が4つの小さなねじで付いているので、それを精密ドライバーで外してやります。
精密ドライバーは100円ショップでも売っています。
金具を外すとこんな感じでした。
コネクタを2箇所外します。
まずは右側のコネクタから。
先端にツメみたいなものがあるので、それをピンセットで起こしてやります。カチッと言う音がします。
優しく引っ張るとコネクタが抜けます。
次は左側。
こちらはそのままピンセットでパチっと外すことができます。
あとは基盤を外すだけ。
下の画像のように、ピンセットでテコの原理を用いて外します。
外れました!
アイキングモバイルで購入した基盤と比べてみます。見た感じ、全く同じと言うわけではなさそう。付いているモジュールは同じっぽいですが。
とりあえずこの基盤にコネクタを取り付けてみて、
ねじを取り付ける前に充電されるかを確認します。
頼む!頼むぞ!!
充電できた!!!! 嬉しすぎる!!!
これで、あとは外した工程を逆戻りするだけ。
基盤に金具を取り付けて、パネルを元に戻してやれば、完成!!!!
もちろん急速充電もできています。
修理完了です。
まとめ
ファーウェイの「MediaPad M3 lite 10 wp」という防水タブレットを自分で、しかも格安で修理することができました。
修理といっても、特別な技術は不要なので、気合があれば誰でもできると思います。
意外と、自分と同じ現象になって「新しいタブレットに買い替えようかなぁ」と思っている人は多いような気がしています。
今回やっとの思いで見つけたこの「アイキングモバイル」というサイトは、他のスマホやタブレットの部品も販売しているみたいなので、「MediaPad M3 lite 10 wp」以外の方も、もしかしたら基盤を交換するだけで直ったりする場合もあると思うので、一度試してみるのも一つの手かと思います。
以上、誰かの参考になれば幸いです。