我が家のテレビ周りは非常にシンプルで結構気に入っていたんですが、ある日ふと「間接照明があったらもっとおしゃれな感じになりそう」と思い、「テープLED」をテレビの周りにつけてみました。
結果、非常にいい感じに仕上がったのでそのやり方のご紹介をしたいと思います。
また、LEDテープライトとテレビの電源を連動させるのに結構手こずったのでそちらのやり方も詳しく説明します。
Contents
LEDテープライトとは
LEDテープライトは読んで字のごとく、LEDライトにテープがついている商品です。
LED自体が安価なので、5m分とかでも2000円近くで手に入ります。
部屋をカラフルな色に染めることだってできます。個人的にはあまり好きではないですが。笑
非常に簡単に家をドレスアップできるので、結構役立つアイテムだと思います。
間接照明に適していて、テレビの周りの他にも寝室のベッド付近とか棚の奥とか、直接見えない位置にLEDを設置するだけで結構良い効果を発揮します。
テレビにテープLEDをつける方法
テープの付け方は、LEDについている両面テープをテレビの裏周りにぐるっと一周(または両サイドと上の3辺)付けるだけなので難しいことは無いです。
問題は「電源をどうやってとるか」です。
テープLEDライトの種類として大きく分けて、電源の取り方が「USBからとるタイプ」と「コンセントからとるタイプ」に分かれます。
USBはこちら。
コンセントはこちら。
USBタイプを購入してみたが・・・
大体のテレビにはUSBがついているので「USBからとるタイプ」でいいだろと思い、実際に購入して試してみました。
・・・がしかし、LEDは点灯するんですが、テレビを消してもLEDが消灯しないという現象になりました。
ちなみに我が家のテレビはSONYの「BRABIA X8000G」です。調べてみると、多くのテレビは電源をOFFしてもUSB出力しているそう。
事前にウチのテレビのUSB出力に関する情報を調べてはいたんですが、「電源を切ったらUSB出力もOFFするかどうか」の情報はなかなか見当たらなかったので、こればかりはやってみるしかないと思われます。
ということで、USBが無理だと分かった。かといって、コンセントタイプだとテレビ電源との連動が難しい。
じゃぁどうしようか。。
色々考えました。次に続きます。
LEDライトをテレビと連動させる方法
テレビの消費電力を測定でき、さらにそれをトリガーにできるスマートプラグを用意すれば「消費電力が低い場合はLEDをOFF」、「消費電力が高い場合はLEDをON」することでテレビとLEDを連動出来そうだと考えました。
ということで試してみると見事にできました。
実際に用意したものはこちら。LEDの長さはテレビの外周に合わせます。
ウチは65型なので外周は5mの長さで少し余るくらいです。
- SwitchBotのスマートプラグ2個(+Style製でも可能)
- コンセント式のLEDテープライト5m(長さはTVに合わせる)
「+Style製」のプラグも消費電力を測定+トリガにできます。
個人的にはSwitchBotの方がスマートホーム関連商品において信頼性が高いと思っていて、他にもSwitchBotの製品を多く持っているのでそちらを選択しました。
スマートプラグの連動動作を作る
SwitchBotのスマートプラグと、コンセントタイプのLEDが届きました。
SwitchBotのスマートプラグを1つはテレビのコンセントに、もう一つはテープLEDのコンセントに接続します。この時はまだテレビにLEDは取り付けていません。
ちなみに両方のコンセントはテレビの裏に設置しています。テレビ裏コンセントはコードを隠せるので非常に便利です。
スマートプラグはSwitchBotのアプリで設定します。詳細はこちらに書きました。
スマートプラグの設定が完了したら、テレビの消費電力をモニタできるようになります。そこでテレビOFF時の消費電力とテレビON時の消費電力を確認します。(プラグはONのままです)
テレビOFF時
テレビON時
これによりウチの場合は「OFF時は17W」ほど、「ON時は109W」近くということが分かりました。
それを把握できたら、SwitchBotアプリの「シーン機能」を使います。
シーンは「LEDを点灯させるシーン」と「LEDを消灯させるシーン」2つ用意します。
LEDを点灯させるシーン
LEDを消灯させるシーン
上の画像の通りですが、まずはLEDを点灯させるシーン。
条件:「テレビ用プラグの消費電力が70W以上を検知」
アクション:「LED用のプラグをON」
次にLEDを消灯させるシーンです。
条件:「テレビ用プラグの消費電力が20W以下を検知」
アクション:「LED用のプラグをOFF」
これで準備完了です。
テープLEDライトをテレビに取り付ける前に、ちゃんとスマートプラグがテレビのON/OFFに反応してくれるかを確認してみてください。
テレビにLEDライトを取り付ける(コンセントタイプ)
最後にLEDライトをテレビに取り付けます。我が家は壁の穴を通して電源に接続するので、テレビの真ん中あたりからぐるっと一周させます。少し余った分は適当に切り返して貼りました。
これで完成です。
LEDのON /OFFまで3秒ほどの遅れはありますが、これくらいは許容範囲では無いでしょうか。
テレビのUSBポートにLEDを接続する危険性
結果的にテレビのUSBは使わずにAC電源によってテープLEDの連動を実現したわけですが、もしテレビのUSBで最初からうまくいっていたら恐らくそのまま使っていたと思います。
ただ、調べていて分かったのがテレビのUSBポートはそういった電気だったり、充電だったり、テレビの機能とあまり関係のないものを接続するのは想定されておらず、故障の原因になるので推奨していないということ。
そのUSBポートからノイズだったり、余計な電流が流れて故障するリスクが跳ね上がると思われます。
そういった面からも、今回USBを使うのではなくAC電源を使うことにしたのは良かったのかもしれない。
余談ではあるが、AC電源+スマートプラグに接続することによって、テレビをOFFの状態でも任意のタイミングでLEDをONできるというのも意外と使えるなぁと感じました。
まとめ
この記事をまとめます。
- テープLEDライトは安価に家をおしゃれにできるアイテムだ
- テレビにつける場合はUSB接続が楽ではあるが、テレビによってはLEDが点灯したままになる
- テレビの電源とLEDを連携させたい場合は、SwitchBotのスマートプラグ2個を用意すれば可能
- テレビのUSBポートにはLEDは付けない方が良い。最悪、故障もありえる
以上、誰かの役に立てれば幸いです。