どうも。
お家の電気のスマート化に関しては「スマートスイッチ」や「センサーライト」を利用して十分に満足しているのですが、実はまだパントリーの電気や収納箇所の電気は、手動スイッチによって電気を付けていました。
そのため、どうしても「消し忘れ」が発生し、家族から「電気つけっぱなしだったよ」と注意されることが結構ありました。
パントリーはごちゃごちゃなのであまり見られたくないのですがこんな感じで。
スマートスイッチに関してはこのブログでこれでもかと言うほどご紹介しているので、以下の記事をご参照ください。
やはり、家の電気はリビングとか部屋の電気以外は「人感センサー」によってON /OFFしてくれるのがベストです。
と言うことで、パントリーの電気を「センサー化」するためにKasaの「KS200M」と言うセンサースイッチをDIYしてみましたので、そのやり方とKS200Mのレビューをしてみたいと思います。
※ 電気スイッチの工事(DIY)には電気工事士の資格が必要ですのでご注意ください
Contents
スマートセンサースイッチKS200Mとは?
「スマートセンサースイッチ」とは正式な言葉ではなく、私が勝手に言っているだけなのですが、センサースイッチをスマート化した製品になります。
センサースイッチは文字通り、「人感センサー」によってスイッチをONし、一定時間が経過したらOFFすると言うものです。
それを「スマート化」つまり、「Wi-fi」によってスマホやスマートスピーカーと連携できるようにしたものを「スマートセンサースイッチ」とここでは呼ばせていただきます。
そして、それを実現することができる商品としてKasaの「KS200M」があります。
私が知っている限りでは、スマートセンサースイッチはこの商品以外は今のところ無いんじゃないかと思っています。
Kasaは中国のスマートホーム関連製品のメーカーですが、その分野に関しては、大手と呼べる存在だと私は思っています。
「中国のメーカー」と聞いて、ちょっと大丈夫か?と思われる方もいると思いますが、ちゃんとしたメーカーなので、ご安心ください。この分野では日本よりもかなり進んでいます。
KS200Mを選んだ理由
「センサースイッチ」ならKS200Mでなくても、Panasonicの有名なセンサースイッチがあります。
以下の商品ですね。この商品は、ハウスメーカーや工務店に取り付けてもらう場合は必ずと言っていいほど選択肢にあがります。
正直、このスイッチでもやりたいことは十分に実現できますが、以下の理由よりKS200Mを選びました。
デザイン性が優れている
スイッチのデザインは、お部屋のデザインに大きく関わってくるものと私は思っています。
個人的には、Panasonic製センサースイッチのデザインがどうしても好きになれませんでした。笑
KS200Mの方が、シンプルでスタイリッシュだし、近未来感があるように思います。
スマホから色んな設定/操作ができる
KS200Mでできることを列挙します。
- 人感センサーの感度(弱/中/強)
- 明るさセンサーの有無
- 電気をOFFするまでの時間(15秒〜30分)
- スマホ操作やアレクサ操作(ON /OFF)
- センサー制御か手動制御を自由に決めることができる(時間帯によっても切り替え可能)
①〜③に関しては、他メーカーのセンサースイッチでもほとんど可能だと思います。
KS200Mは、④と⑤ができることが大きな違いだと言えます。
④に関しては人感センサーで電気をON/OFFするので、基本的に必要のない機能だと思いますが、一応スマホやスマートスピーカーからもON /OFFできます。
⑤は、例えばもし「やっぱりここはセンサーでON/ OFFする必要はないな」と思った場合に、スマホの設定で「センサーを使わず手動制御のみ」に切り替えることができるんです。
意外と、住んでみて「やっぱり」と思うことはあるので、切り替えることができるのは心強い。
さらにこの機能は、「この時間帯はセンサーで、この時間帯は手動操作」と時間帯ごとに切り分けるような使い方もできます。
例えば、ウォークインクローゼットの中に書斎があってそこの電気は、クローゼットに入ったときは人感センサーで電気が点灯して欲しいけど、書斎で作業をする時にはセンサーでついて欲しくない。
そんなときは、この機能が有効になると思います。
まぁレアケースだとは思いますが。。
KS200MをDIYで取り付けてみた
ここからは、実際にKS200Mの取り付け方を書いていきます。
上でも書きましたが、電気工事士の資格をお持ちの方のみ参考にしてください。
KS200Mは、こんな感じで届きました。
これを取り付けていきます。
既存のスイッチを外す
まずは既存のスイッチを外し、電源線があるかどうかを確認します。
基本的に普通のスイッチなら電源線は必要ないので、多分無い場合が多いかと思います。
我が家もありませんでしたので、どこかから引っ張ってくる必要がありました。
電源線が必要な理由は、センサーは常時スタンバイする必要があるので、常時電源を確保するためです。
電源線が無い場合は引っ張ってくる
我が家のここのスイッチの場合は、壁の裏側にコンセントがあったので比較的簡単に電源線を引っ張ってくることができました。
これを外して、
電源に使うケーブルを用意し、スイッチの穴からコンセントの穴まで、そのケーブルを通してやる必要があります。
無事、通りました。
ケーブルを通すのが、物理的に難しい場合は、天井裏から遠くのコンセント等の電源から引っ張ってくる必要があるので、難易度がグッと上がります。
「配線通し」という商品もあるので、合わせてチェックしてみてください。
結線する
ケーブルを通すことさえできれば、あとは結線するだけです。
※ 結線する際は、ブレーカーを落とし安全に作業してください。
コンセント側を結線します。
スイッチ側の結線は、私は差し込みコネクタを使いましたが、リングスリーブでもなんでも良いと思います。
こんな感じで白線が追加した電源線、緑線が既存の線と結線します。
点灯するかを確認してからカバーをつける
ブレーカーを戻し、ちゃんと点灯するかを確認します。
緑の線の方は、極性が関係あるかもしれないので、もし点灯しなかった場合は逆にしてみてください。私も最初点灯しなかったのですが、逆にしてみると点灯しました。
大満足の仕上がりです。
KS200Mの設定方法
KS200Mの設定はスマホアプリから行います。
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セットアップに関してはKasaの公式アプリから機器を追加するだけで、ガイダンスに従えば問題無いと思うので、割愛します。
主に、「モーションセンサーの感度」、「明るさセンサーの有無」、「スマートコントロール設定」を触ると思いますので、そちらを解説します。
モーションセンサーの感度設定
モーションセンサーの感度は、デフォルトは「中」になっていますが、必要に応じて変更してください。
明るさセンサーの設定
KS200Mを設置しても、もしかすると最初はセンサーが反応してくれないかもしれません。
その場合は、この周囲光センサーをOFFにしてみてください。
ONにしていると、周囲が外の光で多少明るい場合はセンサーに反応しないようになっています。
スマートコントロール設定
最後に、スマートコントロール設定です。この設定は必要がなければ触る必要はありません。
デフォルトでは、スイッチOFFまでの時間が1分となっています。
個人的には、30秒ほどで良いと思ったので、以下のように変更しました。
KS200Mの購入方法
KS200Mは実は日本では取り扱っていません。
なので、アメリカ版のAmazonから個人輸入する必要があります。
※ ご購入は自己責任でお願いします。
私も、USアマゾンから購入しましたが、特に問題なく購入することができました。
輸入するわけなので送料は結構高くなっちゃいますが、ここでしか購入できないので、まぁ仕方なかいかという感じです。
おわりに
スマートセンサースイッチ「KS200M」について、メリットや取り付けの方法を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめます。
- KS200Mはセンサースイッチをスマート化したもの
- デザイン性に優れている
- センサースイッチとしても、普通のスマートスイッチとしても使用可能
- 設定はスマホからできる
- 工事は資格が必要だが、比較的簡単
以上、誰かの参考になれば幸いです。