我が家はお風呂でTV(タブレット)を見ることに尋常ではない執着があり、毎日のリラックスタイムには欠かせないものとなっております。
子供も風呂場にタブレットが無いと奇声を発しながら怒ります。
こどもの教育上はあまり良くないかもですね。笑
そんな我が家では、お風呂タブレットにファーウェイの防水タブレット「MediaPad M3 Lite 10 wp」を使用していたのですが、
故障→修理を3回ほど繰り返しながら3年以上が経過し、とうとう個人では修理ができないレベルの故障をしてしまいました。
具体的には、「画面のタップが反応しなくなり、勝手にどこかが押される」という現象で、恐らく修理を繰り返す中で、パネルと基板に隙間が出来てしまい、水滴が間から入ってしまったのではないかと推測しています。
これはさすがに個人での修理は難しいということで、しばらくはiPad専用の防水ケースにiPadを入れて使用していました。
この方法は故障もほぼしないのでかなり良かったのですが、
やっぱり防水ケースでは大きな不満は無いものの、「音が籠って聞こえる」「タップが反応しにくい」等の小さなストレスがいくつかありました。
そんなときにAmazonで見つけた「OUKITEL RT1」という防水タブレットが気になって気になって仕方がなかったので、思い切って購入しました。笑
ということで、早速そちらのレビューをしてみたいと思います。
Contents
OUKITEL RT1のスペック
Amazonの販売ページより、主要スペックを確認します。
対象項目 | スペック |
---|---|
価格 | 35900円 |
防水性能 | IP68&IP69K |
画面の大きさ | 10.1 インチ |
画面解像度 | 1920p Full HD MP |
重さ | 860 g |
OS | Android11 |
CPU | Unisoc (MT8768WA octa-core) |
RAM(メモリ) | 4GB |
ROM | 64GB(SDカード使用で1TBまで拡張可能) |
バッテリー容量 | 10000mAh |
SIM | デュアルSIM対応 |
その他 | カメラも付いていて、顔認証機能もあります。 |
パッと見、3万5000円でこのスペックなら全然ありだという印象。セール時を狙えば、3万円ちょうどくらいのときがあるので、機を待ちましょう。
防水性能のIP68というのは、防塵レベルが6、防水レベルが8ということを示していて、防水レベルが8というのは、水の中に本体をぽちゃんしても30分なら耐えられるよというレベルです。
そして、このOUKITEL RT1はそれを超える防水レベル「IP9K」を謳っています。
調べてみると、「高温(80℃)、高水圧のスチームジェットにも耐えることができる」というものらしいです。
なので、お風呂で使うようなシャワーのような水圧、温度であれば、痛くも痒くもないぜというところでしょうか。
たくましい限りです。
メモリも4Gあるので、そこまでストレスの感じる操作性にはならないであろうと予想されます。
ストレージの64Gは少なく感じますが、「お風呂で使う用のタブレット」であればなんの問題もありません。むしろ、それで値段を安くしてくれたのならありがたいレベルですね。
バッテリー容量も10000mAということで、かなり大容量です。
これは最新のiPad Proと同等レベルなので、結構期待できるんじゃないでしょうか。
ちなみにバッテリー容量20000mAの「RT2」という機種もあります。
自分的にはそこまでは別に求めていなかったため、RT1にしました。
毎日触って1~2週間持てばまぁ満足かなぁという感じです。
OUKITEL RT1の評判
Amazonのレビューから気になった意見や目立った情報を抜粋します。
良い評判
- 防水タブレットは珍しいため、お風呂でYouTubeが見れて嬉しい
- お風呂で使えるという事が唯一無二のメリット
- お風呂で動画を見るだけなら買いだ
- 頑丈な作りで、バッテリーの持ちも良い!
- 音質も意外と悪くない
「お風呂で問題無く使える」という意見がよくみられました。
やはり「お風呂で使えるタブレット」というところがこの機種の一番の魅力なのでしょう。
逆に、それ以外での用途はあまり期待してはいけないかもしれないですね。
悪い評判
- 色飛びがある
- 操作がもっさり、重い
- 本体重量が重い、重すぎる
- ゲームをやるのにはおすすめしない
- 1カ月で故障した
「本体の重量が重い」というの意見が目立ちました。スペックにも「830g」と書いてあるので、結構重いですね。
また、操作がもっさりで重いという意見も多かったです。RAMが4Gあるので十分かと思いましたが、iPadのようにヌルヌルサクサクという訳にはいかないみたいです。
あと、「1カ月で故障した」というレビューもありました。これに関しては、やはり防水タブレットとは言え、大事に使っていたとしても故障のリスクはあります。
メーカーの対応が気になるところではありますね。商品の交換や修理の対応をしてくれるのだろうか。
もし故障してしまった場合、中国人の方とメール等でやりとりしなければいけないらしいのでちょっと気が重いです。笑
OUKITEL RT1が届きました
注文してから1日後に届きました。
OUKITEL RT1の外観
意外と結構ちゃんとした箱に入っていました。
箱を持った瞬間、「重っ!!」となりました。笑
やはり、レビューの通りですね。
内容物はタブレット本体と、充電器とタイプCのケーブルのみ。
画面の保護シートがデフォルトで貼り付けてくれているのは嬉しいです。
サイドに充電ポートと、カードスロット、逆サイドには電源ボタンと、音量ボタン。
この辺は他のタブレットと変わり無いです。
重厚感がある分、やはり厚みも結構あります。
一応重さも測ってみると、約874gで、ほぼスペックに謳っていた通りの数字ですね。
マグネットを取り付ける
我が家のお風呂は壁にマグネットをつけることができるタイプなので、今まで同様、RT1の裏側にマグネットを付けてやります。
もちろん、マグネットはゴム製のこいつ。この商品はゴム製なのにめちゃくちゃ磁力が強いので、ちょっと値段は張るけど本当におすすめです。
お風呂にマグネットを張る場合はゴム製が良いです。金属だと必ず錆びます。
タブレットの重量が半端ないので、とりあえず2個だけ貼り付けて、もしずり落ちるようであればもう2個をプラスしようと思いますが、
特に問題無く、しっかりと壁に固定できました。
今のところ、ずり落ちるとかはないです。
OUKITEL RT1を実際に使ってみた感想
さて、色々前評判は聞いてたけど、実際に使ったところどうなのか。
自分が感じたことを忖度なしに書いていこうと思います。
防水性能はどう?
シャワーをかける程度なら余裕です。
シャワーに画面が反応してしまうときもありますが、湯舟につかりながら見る分には全く問題ない。
あまりしたくなかったが、湯舟にぽちゃんもしてみましたが、問題無く使えています。
ただ、こういうのは結構積み重なってボロが出てくるので、できればぽちゃんはしない方が良いです。
当たり前。。
画面操作はもっさり重い?
個人的にはストレスを感じるほどのもっさり感ではありませんでした。
iPadとかに比べるとちょっと反応が遅いかなという気はしますが、Kindleの「Fire Hd 10」と比べると全然速いです。笑
KindleのFire Hdをもっている方ならわかってくれると思います。笑
動画を探す操作だったり、ブラウザで操作したり、Amazon・楽天で商品ページを見たりしているような操作だと、ストレスは感じないです。
持っていて疲れない?
疲れます。
やはり860gは結構こたえます。
お風呂につかる10分~20分の間ずっと持ち続けるのは困難ではないでしょうか。
「筋トレに良い」というレビューがありましたが、まさにその通りだと思いました。笑
なので、やはりマグネット等で壁に固定するのをおすすめします。
もし、RT1本体にマグネットを貼るのが嫌だという場合はこういった商品もあります。
そもそも壁がマグネットに対応していない場合は、湯舟の縁にシリコン製のタブレットスタンドを置くのが良いかと思います。
磁石で壁に固定できる?(壁がマグネットに対応している場合)
上で書きましたが、ちゃんと固定できます。壁はTOTO製です。
今のところ、磁石2個でずり落ちること無く使用できています。
これはマグネットの優秀さですかね。
画面は綺麗?
画面は可もなく不可もなくというところでしょうか。どちらかと言えば良くないのかな。。
また、4Kには対応していないので、そういった画像なり動画を見ると当然画質は落ちます。
普通のYouTubeやAmazonPrimeといった動画であれば問題ないかと。
音質はどう?
音質としては、悪くないけど良くもない。笑
前にiPadをケースに入れて使っていたときと比べるとやはりケースに入って音が籠らない分、音がはっきりと聞こえるようになったので、個人的には満足です。
バッテリーの持ちは?
バッテリー容量10000mAの実力はいかに。
毎日合計10~20分くらい使って約10日~2週間ほど持ちました。
悪くはないけど、思っていたほど持たないなというのが正直なところ。バッテリー残量50%を切ってからが減るスピードが増す気がしています。
気のせいかな。。
20000mAのRT2ならこの倍は持つのか?
気になるところですね。
カメラの画質は綺麗?
実際にRT1のカメラで撮ってみた画像がこちら。
まぁ決して良くはないですが、使えないことは無いはず。笑
カメラは子供の可愛い入浴シーンなどを撮ることができるので、意外と重宝する機能だったりします。
小さなお子さんがいる家庭なんかは防水タブレットがあると、お風呂の中まで思い出として残せるのでおすすめです。
ゲームは問題無くできる?
個人的にゲームは全くと言っていいほどしないんですが、暇つぶし用ゲームをダウンロードしてやってみました。
結果、パズルゲームだったり、シミュレーションゲームだったり、細かい操作を必要としないゲームなら全然できますが、アクションゲームだったり、連打や細かい操作をするようなゲームはちょっと厳しいかもといったところでしょうか。
そもそもお風呂なので水滴がついている分、タップが滑ったりするので、そういったゲームはあまり向いていないです。
お風呂では動画を見てリラックスしましょう。
総評
OUKITEL RT1は総じて満足しています。やはり防水性能IP69Kというのは伊達じゃない。
Mediapadと比べると、めちゃくちゃ堅牢な作りなので全く壊れる気がしないです。
欲を言えば、もう少し重量を軽くしてほしいとか、もうちょっとサクサク操作できると嬉しいとかはありますが、お風呂で動画やテレビを見ることに特化した優れた防水タブレットと言えると思いました。
本当に購入してよかったと感じています。
何かあれば随時更新します。
防水タブレットを使用する際に気を付けること
3年間、防水タブレットを使って、何度も故障させてきた私の経験からの教訓を書きます。笑
それでも故障するときはしてしまうんですが、防げることは未然に対策をした方が良いかと。。
お風呂を上がったらタブレットも一緒にお風呂から出す
防水タブレットはお風呂場に置きっぱなしにしたいところですが、タブレットを長持ちさせたいのであれば、お風呂から上がるのと同時にしっかりと水気をふき取って、乾燥させることを強くおすすめします。
充電する際は必ず完全に乾燥してから
充電ポート周りが濡れていたりすると、そこから湿気が入って故障に繋がりやすいので、充電の際は必ず水気が完全に無くなった状態で行うようにした方が良いです。
恐らく、一番多い故障の原因は「充電ポートから水気が入って充電できなくなる」だと思います。というか我が家の場合はそうでした。
やはり防水タブレットの充電は無線充電(qi)でやるのが一番だと思うんですが。
タブレットだと難しいんですかね。。
メーカーの方、次機種は無線充電でお願いしますね!
まとめ
OUKITEL RT1についてレビューしてみましたがいかがでしたでしょうか。
この記事をまとめます。
- OUKITEL RT1は動画を見る程度なら問題なくお風呂で使用できる
- 防水性能としては他のタブレットに比べて最強だと言える
- 操作性はそこまで良くない。ゲームをしたり、画面操作を頻繁に求められるようなことにはあまり向いていない
- めちゃくちゃ重いが、磁石を付けてもずり落ちることは無かった。
- 重いためタブレットを手に持ちながら操作するのは結構しんどい
- 画質や音質は期待してはいけない
- バッテリーは思ったほど長持ちしないが、決して悪くはない
- 防水タブレットとはいえ、お風呂におきっぱは故障の原因になりうるので注意
我が家では、お風呂でテレビや動画を見ることが目的だったので、その目的を達成するのに適したタブレットであると言えると思っています。
「お風呂タブレット」を実現したい方にはおすすめの製品でした。
以上です。